MUKU-DATA  杉 桁・梁・登り梁などの構造材の造作

構造材の表しは、躯体自体が化粧となるので気を使う。
通常は石膏ボードで全て覆われる事が多いが、
梁、桁、柱に登り梁、化粧タルキ、転び止め、そして金物の見え方に電気配線・・・など
上棟前から、仕上げに関して入念に検討して、その加工となります。

この建物は部分的にはプレカットですが、
半分以上は機械加工が出来ませんので、大工さんによる手加工となります。

指示図をもとに手加工

手加工済み登り梁 杉KD

板垣大工さんのもとへ母屋・登り梁を留める金物とそれに干渉する転び止めの加工についての
打合せに行ってきました。
杉タルキは仕上げ 118x43mm で全て化粧となりその上に羽目板がきます。
板垣さんは原寸を起して検討していました。
原寸を起す事でより具体的になり、釘の止める場所、タルキの勾配角度で出てくる隙間など
見えなかった部分が良く見えて、事前検討できます。

今週は化粧造作関係を作り、
あとは天候をみながら(できる事なら雨で濡らしたくないので)日程を調整して、
上棟となります。
この物件は木工事(大工作業+木材)をさせていただいています。

コメントを残す